東大受験のロードマップ(一般選抜):理科一類→工学部を想定

 

東大受験のロードマップ(一般選抜):理科一類→工学部を想定

高校2年生からのロードマップ(理科は物理と化学、社会は世界史探求)。

東大受験では「数学と英語でどれだけ先行できるか」が合否を分ける。

東大・理科一類の受験に必要な科目等

項目 正確な事実関係
共通テスト 6教科8科目(国・数2・外・理2・社1・情1)/1000点満点を110点に圧縮
第一段階選抜 約72〜79%(足切り回避の安全圏としては85%以上を推奨)
二次試験 国(80)・数(120)・理(120)・英(120)/計440点
総点 共通テスト110点 + 二次試験440点 = 550点満点

理科:化学、物理   社会:世界史探求

 

高校2年生からのロードマップ(理科は物理と化学、社会は世界史探求)→東大・理科一類

優先度 科目 戦略と到達レベル
最優先 数学 高2冬までに数IIIまでの全範囲の基礎・標準(例題レベル)を完遂。 高3からは初見問題の思考力演習と東大特有の記述対策に専念する。
最優先 英語 高2のうちに単語・文法・精読を完成させる。 早めに長文速読とリスニングを習慣化し、高3での学習負担を減らす武器にする。
優先 物理・化学 高2秋〜冬は学校のペース+αで基礎概念を固める。 高3春〜夏に標準〜発展問題集(『名問の森』『化学重要問題集』など)を一気に回す。
後回し 国語 二次(80点分)の現代文・古文・漢文は高3春から細かく演習。現代文は論理的記述、古文・漢文は基礎文法・句形を確実に得点源にする。
後回し 世界史 高3夏休み以降まで本格着手は不要。 共通テスト専用対策(『共通テストマーク式基礎問題集』や実戦問題集)で8割オーバー(圧縮後9点以上)を省エネで狙う。

 

高2秋からのロードマップ

【Phase 1】高2秋〜冬(9月〜2月):英・数の概念完成と理科の基礎固め

  • 数学: 数IIIの微積分・複素数平面までの全範囲の基本解法(『青チャート』『Focus Gold』例題レベル)を自力で再現できる状態にする。

  • 英語: 鉄壁やシステム英単語などの単語帳を1冊完璧にし、文法・構文把握を終わらせる。毎日15分のリスニング習慣を開始。

  • 物理: 力学・電磁気の基本公式の導出と概念理解。『セミナー物理』『リードα』等の基本問題を確実に解けるようにする。

  • 化学: 理論化学の計算パターンをマスター。

【Phase 2】高2春休み〜高3総体前(3月〜6月):東大レベルへの接続と全範囲修了

  • 数学: 『一対一対応の演習』や『文系/理系数学の良問プラチカ』などに入り、東大特有の「条件の整理・思考力」を鍛える。

  • 英語: 東大形式(要約・英作文・パラグラフ整列)の解法パターンを網羅。過去問演習の準備に入る。

  • 物理・化学: 物理(波動・熱・原子)と化学(無機・有機化学)の全範囲学習を5月までに終え、標準〜入試標準問題集へ移行。

  • 国語: 二次国語の記述対策(過去問や記述問題集)を週1〜2コラム程度でスタート。

【Phase 3】高3夏休み(7月〜8月):二次演習と東大冠模試対策

  • 二次対策: 物理・化学の問題演習量を爆発的に増やし、東大レベルの問題に喰らいつく体力をつける。

  • 東大冠模試: 8月の東大オープン・東大実戦で、現時点での立ち位置と時間配分(特に理科150分で2科目解く感覚)を体感する。

  • 共通テスト: 『世界史探究』『情報I』の共通テスト対策本を1冊読み込み、全体像と重要用語を把握する。

【Phase 4】高3秋〜直前(9月〜二次本番):過去問演習と答案作成力の磨き上げ

  • 二次対策: 東大の過去問(15〜20年分)を徹底的にやり込む。時間の使い方、部分点を拾う答案記述を意識。

  • 共テ対策: 12月中旬〜1月は共通テスト対策にシフト。世界史探究・情報Iのマーク演習を徹底し、足切り突破+高得点(850点/1000点以上)を確実にする。