
第3文型S+V+OはA→B文の典型―5文型講義③
第3文型S+V+OはA→B文の典型です。
SVOのO(目的語)は必ず名詞
と
英語の文型は大きく二つに分けられる;A=B or A→B;英文法講義2
の記事を先に読んでください。
第3文型S+V+OはA→B文
第1文型 S+V
第2文型 S+V+C
第3文型 S+V+O
第4文型 S+V+O+O
第5文型 S+V+O+C
「SVO[M] 主語/動詞/目的語/[修飾語]」
この3つ(SVO)にM(Modifier 修飾語)が付く事があります。
(修飾語については「5文型の基本用語:SVOCとM」)
第3文型のSVOは、このブログで言う、英語の
2大文型、
A→B 文
A=B 文
のA→B文の典型です。
ですので、
英語の2大文型;②A→B文
こちらも同時にお読みください。
上記のA→B文の記事にあるように、
A→B文はSVOの典型です。
AはBを~~する
(Aは~~するBを)
例文)
I (S) read (V) a book (O). 私は→読む(本を)
A → B
He introduced me to his friend. 彼は僕を友達に紹介してくれた。
(頭の中では、「彼は紹介した→僕を→友達に」の順番で前から訳す)
He(S)/ introduced(V)/ me(O)/ [to his friend](M).
第3文型SVOの動詞は他動詞
第3文型SVOのV(動詞)は、いわゆる他動詞です。
他動詞は、目的語を後ろに取ります。
全動詞の80%近くが他動詞とされています。
具体的には、
eat, have, clean, help, put等々いくらでもあります。
She eat a breakfast.
SVCとSVOの違い
第2文型SVCと第3文型SVOの違いは簡単です。
意味の上で、
S=Cなら第2文型
S=Cにならなければ第3文型(結果としてOという
事になります)
I read a book.
I=a book ではないですね? 第3文型(SVO)です。
He became a teacher.
He= a teacher ですね? 第2文型(SVC)です。
この点は第2文型がS=Cである事の方が大事です。
第2文型の記事で細かく解説していますので、そちらをどうぞ。
第3文型の目的語(O)は必ず名詞
第2文型SVCとの区別として、
S=Cかどうかを見るというのは非常に有効です。
一方で、
SVOのO(目的語)は必ず名詞
という点も大事になります。
eat, have, clean, help, put等々、第3文型の場合、
すべて後ろに名詞が来ます。
He has a car. 車=名詞
I ate an orange. オレンジ=名詞
第2文型の場合、名詞や形容詞や副詞など色々
なものがCの位置に来ますが、
第3文型の場合は必ず名詞です。
第3文型SVOの例文
I (S) read (V) a book (O). 私は→読む(本を)
He introduced me to his friend. 彼は僕を友達に紹介してくれた。
He(S)/ introduced(V)/ me(O)/ [to his friend](M).
She eat a breakfast.
He has a car.
I ate an orange.
第3文型S+V+O まとめ
●「SVO[M] 主語/動詞/目的語/[修飾語]」が第3文型の基本構造
●第3文型SVOはA→B文の典型
●第3文型SVOのV(動詞)は他動詞→後ろに動詞の目的語がくる
●第3文型SVOのO(目的語)は必ず名詞
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