第1文型S+Vは「M」が入るからややこしい―5文型講義①

第1文型S+Vは「M」が入るからややこしい―5文型講義

第1文型S+Vは「M」が入るからややこしいです。

 

英語の基本はS(主語)+V(動詞);英文法講義1

英語の文型は大きく二つに分けられる;A=B or A→B;英文法講義2

の記事を先に読んでください。

 

第1文型S+Vは英語の基本

第1文型 S+V

第2文型 S+V+C

第3文型 S+V+O

第4文型 S+V+O+O

第5文型 S+V+O+C

 

第1文型は、

S(主語)+V(動詞)+M(修飾語)

だけで構成される文です。

S Subject 主語

V Verb 動詞

M  Modifier 修飾語

(Mについては、「5文型の基本用語:SVOCとM

を参照してください)

 

S+Vというのは英語の基本中の基本です。

 

~は・・・する

~が・・・する

 

この構造が英語の基本なんだと体で分かれば、もう特に

他の事は必要ないと言ってもいいくらい大事です。

 

いわゆる5文型の説明とは別に記事にしていますので、

そちらを読んでください。

英語の基本はS(主語)+V(動詞);英文法講義1

第1文型S+Vの形

第1文型には、主語と動詞のみでできる文もあります。

 

Everybody(S)  laughed(V).   みんなが笑った。

I (S) walked (V). 私は歩いた。

 

第1文型とM(修飾語)

第1文型はS+Vだけのものは少なく、多くの場合、

副詞(early)などのM(修飾語)を伴います

 

I walked early in the morning. 私は朝早く歩いた。

I(S) walked (V) early in the morning. (M).

 

このブログでは、M(修飾語)があるから英語がわかりづらく

なるというスタンスなので、Mは基本的に「  」に入れて

しまうという考え方を取ります。

 

I walked [early in the morning].

 

第1文型と自動詞(完全自動詞)の例

第1文型の動詞は、SVC(第二文型)やSVO(第三文型)

のように、動詞Vが補語Cや目的語Oを取りません。

 

そういった動詞を自動詞(完全自動詞)と言います。

 

第1文型を作る動詞としては、

 

live, stay, arrive, laugh, go, come

 

等があります。

 

We stayed in the room. 我々はその部屋にとどまった。

We (S) stayed (V) [in the room] (M)

 

第1文型SVの例文

Everybody laughed.

I walked.

I walked early in the morning.

We stayed in the room.

 

第1文型S+V まとめ

●S+Vは英語の基本

●第1文型はS+Vだけのものは少なく、M(修飾語)を伴う

●第1文型のVは自動詞(目的語を取らない)

(関連記事)

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