「一般入試」も「推薦入試」も「AO入試」も大学入試には存在しません(2021年以降)
「一般入試」も「推薦入試」も「AO入試」も大学入試には存在しません(2021年以降)。
令和(2020年代)の「大学+推薦入試」は超・多様化しています。
解像度を相当高くしないと大きく損をするか、そもそも難関大学には
合格しません。
下記を見て、「あ~全部わかってるよ」という方以外は、まずはこの記事を
お読みください。
2021年度より名称変更
| 一般入試 | → | 一般選抜 |
| AO入試 | → | 総合型選抜 |
| 推薦入試 | → | 学校推薦型選抜 |
まず、令和(2020年代)の「大学入試」は、上記の3つが基本となっています。
一般選抜・総合型選抜・学校推薦型選抜の3つです。
これがスタート地点です。
2024年度以降:一般選抜での入学者は半分以下
2024年度以降、一般選抜での入学者は半分以下です。
| 2011年度 | 2024年度 | |
| 入学者総数 | 599407人(100%) | 613453人(100%) |
| 一般選抜(旧・一般入試) | 333722人(55.7%) | 291590人(47.5%) |
| 学校推薦型入試(指定校推薦を含む) | 210450人(35.1%) | 214549人(35%) |
| 総合型選抜(旧・AO入試) | 51895人(8.7%) | 98520人(16.1%) |
出典:文部科学省「令和6年度国公私立大学・入学者選抜実施状況の概要」他
40代以降の方には衝撃の数字かもしれませんが、これが現実です。
令和(2020年代)の「大学+推薦入試」は、昭和、平成とは全く
異なります。いわゆる学力試験・ペーパーテストの一発勝負で大学に
入学する割合は、なんと50%未満です。
半分以上の大学生が(広い意味の)「推薦入試」での入学者です。
(国公立大学はまだ一般選抜の割合の方が高いです)
当然、戦略・戦術も違います。
特に、2020年代は、総合型選抜(旧・AO入試)がドンドン増えて
います。
それらについては、別の記事で細かく記載していますので、個々の
入試形態や詳細を知りたい方は下記の「関連記事」をどうぞ。
まとめ
以上、
令和(2020年代)の大学入試の基本のキ
でした。
★名称の変更(一般入試→一般選抜、AO入試→総合型選抜)
★過半数が広い意味の「推薦」で大学に入学
★特に「総合型選抜」が増えている





